【SIM盗難で100万円請求!?】SIMに鍵をかける方法とメリット・デメリット

ITリテラシー

日本通信SIMの躍進も伴って、自分でスマートフォンの通信会社を変更し自宅で手続きするのがますます一般的になりそうな予感がする主婦です。

ふと思ったんですが、SIMカードって入れ替えただけで使えるということはSIMカード自体を盗まれたら大変なことになるんじゃない?物理的にカードだけ盗られるってあまり無いかもだけど、目を離した隙にカードだけ抜かれててもすぐに気づかないよ?どうしよう〜

SIMを守ろう!

過去にこんな事件がありました…
スマートフォン自体を盗まれた事件ですが通ずるものがあります。

●海外で盗まれ、約100万円の請求が発生●スペイン旅行中、地下鉄でスリにスマホを盗まれた。すぐに警察に届けたものの、スマホのIDがないと受理できないといわれ、被害届を受け付けてもらえず…。帰国後に携帯電話会社に連絡して回線を止めてもらったものの、すでに悪用されており、国際電話サービスを利用されていたため100万円近くの利用料が発生していた。(2014年11月、20代・女性)

ITmedia Mobile 

最近では遠隔でもスマートフォンの電源を切ったりもできますが、なくしてしまったらぜったい一回は自分のスマートフォンに電話かけますよね。
やましいことを考えてる人はうるさい着信を防ぐために一度は電源を落とすと思うんです!
再度電源を入れたときや別機種に差し替えても使えないようにする、SIMに鍵をかける「SIM PIN」機能を調べてみました!

SIMカードの基本

SIMカードは、スマートフォンや携帯電話が通信ネットワークに接続するために必要なチップです。

電話番号や契約情報、料金プランなどこのカードに紐づけられています。SIMカードを別のスマートフォンに差し替えれば、そのでもスマホ元のSIMの契約者として電話やデータ通信が使えるようになります。

そのため、カードが盗難される危険があります。

SIMに鍵をかける「SIM PIN」機能

SIMカードには「SIM PIN」と呼ばれるロック機能があります。
この機能を有効にすることで、SIMカードを他のデバイスに差し込んでも、正しいPINコードを入力しない限り利用できなくなります。
これで不正使用からある程度守ることができます。

SIM PINを設定する方法(例:iPhoneの場合)

1.「設定」アプリを開きます。「モバイル通信」または「電話番号」オプションを選択。

2.「SIM PIN」を選択します。

3.「SIM PINをオン」にして、現在のPINコード(当然は通信事業者が設定しているもの)を入力します。
⚠️3回ほど間違えるとロックがかかるのでわからなからとむやみに入力してはいけません⚠️

4.新しいPINコードを設定します。


📱Androidでも同様に、設定アプリからSIM PINの設定が可能です。機種によって手順が少し異なる場合がありますが、基本的には「ネットワーク」や「セキュリティ」の設定メニュー内にSIM PINオプションが存在します。

SIM PINのメリット

✔防犯対策
SIMカードが盗まれても、PINコードが設定されていれば無断で使用される心配はありません。

✔プライバシー保護
SIMを差し替えてもPINコードなしでは利用できないため、情報の不正アクセスを防ぐことができます。

SIM PINのデメリット

✘PINコードを忘れるリスク
PINコードを忘れてしまうと、通信事業者から発行されているPUKコード(PINコード解除)を入力しない限りSIMは利用できなくなります。
解除コードも間違い続けると完全にロックされてしまい手続きに時間がかかることもあります。

✘PIN入力の手間
毎回スマホの電源を入れた際やSIMカードを別のデバイスに差し替えた際にPINコードを入力しなければなりません。

まとめ

SIMカードにSIM PINを設定することで、不正使用から守ることができます。盗難されても簡単に悪用されるリスクが減るため、特に心配な方には強くおすすめできる機能です。
しかしPINコードを忘れてしまった場合の手続きが少し面倒なので、注意が必要です。

私はというとSIM PIN設定はしていませんが、スマートフォンにカバーを付けるのもある意味防犯かもなんて思いました。

知っておくだけでもセキュリティ意識が上がるのではないでしょうか?
旅行先に行ったときだけでも設定するなど時々にあった使い分けも良いと思います!

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